近年,「給与ファクタリング」などと称して,個人(労働者)が使用者に対して有する賃金債権を買い取って金銭を交付し,その個人を通じて資金回収を行う給与ファクタリング業者が急増しています。貸金業登録を受けずにこういった業務を営む違法なヤミ金融業者を利用したことにより,年利に換算して数百%以上にも相当するような高額な手数料を徴収されたり,家族や勤務先も含めた執拗な取り立てを受けるなどの被害が生じています。
また,事業者が取引先に対して有する売掛債権を買い取る形で,資金融通サービスを行うファクタリング業者も増加しており,債権の買取代金が著しく低額であったり,高額な手数料を徴収するケースが見受けられます。
新型コロナウイルス感染症の影響により,生活に困窮したり,資金繰りに苦しむ中小企業の間でこのような被害が広がっている現状を踏まえ,日本弁護士連合会及び各弁護士会は,全国一斉ホットライン(電話相談会)を実施することにしました。ファクタリング被害に関する相談等につき,弁護士が無料で相談をお受けします。ぜひお気軽にご相談ください。
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日 時 2020年11月11日(水)10時~16時
電話番号 0570-073-890 ※当日のみの専用回線となります。
相談料金 無料 ※ご相談にあたっては、通話料がかかります。
主 催 仙台弁護士会・日本弁護士連合会
お問合せ 日本弁護士連合会人権部人権第二課 TEL:03‐3580‐9508
仙台弁護士会事務局 TEL:022‐223-1001